involute Σ (Worm & Helical Gear Design)


 
  involute Σ (Worm & Helical Gear Design)

  

      
図4.16誤差設定(ウォーム) 図4.17誤差設定(ギヤ)

 
 図4.18 回転伝達誤差  図4.19 ワウ・フラッタ


図4.20 フーリエ解析

4.11 すべり速度, ヘルツ応力
 図4.21および図4.22にすべり速度とヘルツ応力のグラフを示します. このグラフは, 歯面の接触位置を基準に解析しているため, 伝達誤差解析ソフトが必要です. 

 
図4.21 すべり速度  図4.22 ヘルツ応力

4.12 軸荷重
 軸荷重の設定画面を図4.23に, 計算結果を図4.24に示します. 

 
図4.23 軸荷重の設定  図4.24 計算結果 

4.13 歯当たり解析 
 ウォーム&ヘリカルギヤの歯当たり解析例を下記に示します. 図4.25の, 歯当たり解析設定で種々設定が可能です. 回転位置分割数は3〜20を設定することができますが, 本例では3として図4.3歯車の歯当たりを解析しています. 図4.26は, ウォームとヘリカルギヤ歯当たりを示しますが, 図4.27〜4.29に1/3ピッチの歯当り3種類を示します. ただし, 歯当たり解析は, 歯のたわみとピッチ誤差は考慮していません.  図4.9の歯形レンダリングと図4.26の歯当たり紋様が若干異なります. この理由は, 本例では歯形レンダリングの歯形分割数の2倍(最大5倍可能)の細かさで歯当たり解析をしているためです.  図4.26の色階調で歯当たり量を確認することができますが, 更に, 図4.25の[歯当り数値]で図4.30のように詳細な歯当たり数値を確認することができます. 画面下のコントロールバーで回転位置(本例の場合1〜3)での歯当りを表示します. 

  
図4.25 歯当たり解析設定  図4.26 歯当たり  
            (
ウォーム&ヘリカル)

 
図4.27 歯当たり1  図4.28 歯当たり2

 
 図4.29 歯当たり3  図4.30 歯当たり数値

4.14 歯形データファイル
 歯形かみあい図のDXFファイルを出力します. ウォームとヘリカルギヤの歯形3D-IGESファイルを出力します.