ESXi 4.1 へのアップグレード方法

ESXi 3.5 からアップグレードしたい

ESXi 3.5 から ESXi 4.1 へアップグレードしたい人向けの内容です。

ESXi 3.5 は 細かいビルドの違いはありますが、一応公式には全て ESXi 4.0 または 4.1 にアップデートできるとあります。 (http://www.vmware.com/pdf/vsphere4/r41/vsp_41_upgrade_guide.pdf

上記の PDFガイドによると、ESXi 3.5 は esxupdate コマンド等のコマンドでは ESXi 4.x にアップデートできないことになっており、 VMware vCenter Update Manager を使ってアップデートせよ、とあります。

▼結論

ESXi 3.5 は、「VMware vCenter Update Manager」を使って ESXi 4.1 にアップグレードせよ。

つまり、ESXi 3.5 を ESXi 4.1 に直接アップデートするには、VMware vCenter Update Manager を使えば良いのです。

ところが、これにも落とし穴(?)がイロイロあるのです。。。

 

VMware vCenter Update Manager が見つからない

そもそも、この「VMware vCenter Update Manager」が VMware社のダウンロード ページから見つかりません。

単独ではダウンロードできないようです。

実は、VMware vCenter Server 4.1 の中に vCenter Update Manager が含まれていますので、2GBもある ISO か ZIP をダウンロードしなければなりません。

 

VMware vCenter Update Manager は 64ビット版のみの提供

ところが、当該ソフトは、64ビット版のみの提供となりました。

まぁ、最近はメモリを有効的に使うために Windows 7 64ビット版を使う方も多いので(私もそうです)この問題はなんとかなるかもしれません。

ただ、当然手元に 32ビット版 Windows しか無い方は、このソフトが使えないのです。

 

VMware vCenter Update Manager は vCenter Server が必要

さらにはなんと、vCenter Update Manager を 64ビット版 Windows へインストールしようとしても、VMware vCenter Server の IPアドレスやアカウントを入力するように求められて次に進むことができません。

VMware vCenter Server は ESXi 3.5 を含む、VI3 の頃は VMware VirtualCenter という製品名でしたが、VirtualCenter のサーバではダメです。vCenter Server が必要になります。

アップグレードのためだけに vCenter Server を用意するのはメンドーですね。

そこで、次のページでは、もう一つのアップグレード・ソフトウェアを使って、ESXi 3.5 を ESXi 4.1 へアップグレードする方法をご紹介します。

次のページ

 

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