食事や飲酒の制限

レーシックが原因でほかの病気になったりしない?

レーシックが直接的に他の病気を誘発する事は基本ありませんが、術後の患者自身の自己管理で自らの目の状態を悪化させてしまうケースは実際に生じています。
手術直後は角膜の状態が非常に不安定ですので、極力刺激を与えない事が鉄則です。
具体的には入浴洗髪、飲酒、喫煙、目をこする、市販の目薬の投与などは各々期間を設け、医師から行為の禁止を伝えられます。

こうした指示を正しく守らず、術後間も無い目に外部内部双方から刺激悪影響を与えてしまう事で、結果目の病気となってしまっては本末転倒です。
あるいは術前のカウンセリング時に過去に患った目の病気を伏せていた事が原因で、結果手術に自身の目が耐えられ無かった事が原因での発病もゼロとは言えません。
こちらも虚偽申告した自身の自爆行為であり、レーシック自体の危険性に繋げて語る事は出来ません。

但しレーシックを受けた事で、施す事が可能な目の治療の幅を狭める事は想定されます。
例えば白内障は加齢と共に発症するケースが多い症状ですが、既に角膜に形状を変える加手が為されている目への新たな治療となれば、当然一層慎重を期さねばなりません。
もっとも具体的な治療方法は全く別物であり、白内障の治療が出来なくなる訳ではありません。

レーシックを受ける事で視力回復を簡単に実現出来ますが、同時にその後起こり得る可能性を持つ目の治療に何らかの制限を伴う事は、しっかり理解しておく必要があります。
従来の眼鏡やコンタクトレンズを用いての視力矯正を続ける事も選択肢の1つですので、自身の将来をさまざまな角度から考える事が大切です。
レーシックに起因する病気にかかったと報告する口コミや症例に関しても、インターネットを活用する事で閲覧が可能です。

極端なドライアイや光の感じ方の異変の自覚報告例などが確認出来ますが、1つだけの記事を鵜呑みにするのではなく、複数の情報を募り冷静に真実を判読する姿勢が重要です。
何より皆さんが選択した医療機関の医師とのカウンセリング時に、どんな小さな疑問不安もキチンと相談して納得した上で施術に踏み切るべきだと覚えておきましょう。
質問に対する回答の明確さや信憑性もまた、施術に値する医療機関医師かどうかの判断材料となります。
非常に高い安全性と失明という最悪の事例は世界で一例も報告されていないレーシックですが、皆さんは年齢を重ねる生身の人間です。
将来的にレーシックとは無関係の原因で他の目の病気が発症する確率自体、断じてゼロでは無い事を踏まえ、施術に踏み切るか否かを最終判断してください。

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